今日の単語 · 🐷 動物の慣用句
ブタは幸運のしるし?ドイツ語の動物慣用句10
B2C2
ドイツ語では、運がいいと「ブタを持っている」、変な人は「鳥を飼っている」と言います。
ドイツ人の友だちに「道で50ユーロ拾ったよ」と話したら、「Da hast du aber Schwein gehabt!」。ブタ?私がどんなブタを持っているって?実は「本当にラッキーだったね!」という意味でした。
今日はドイツ人が日常でよく使う動物の慣用句を10個集めました。猫、ハエ、蚊、ウサギ…動物の絵を思い浮かべれば、意味がすっと頭に入ります。この10個で、ドイツ語がぐっと味わい深くなりますよ!🐷
📋 今日の単語をひと目で
- Schwein haben — 運がいい(口語)
- die Katze aus dem Sack lassen — 秘密を明かす、本心を明かす
- die Katze im Sack kaufen — 中身を確かめずに買う
- zwei Fliegen mit einer Klappe schlagen — 一石二鳥である
- aus einer Mücke einen Elefanten machen — 針小棒大に言う、大げさに騒ぐ
- das schwarze Schaf — 厄介者、はみ出し者
- ein alter Hase sein — ベテランである、古参である
- wie Hund und Katze — 犬猿の仲で
- einen Vogel haben — (口語)頭がおかしい、ねじが外れている
- da liegt der Hund begraben — そこが問題の核心だ
🧠 単語・例文・覚え方のコツ
Schwein haben
[シュヴァイン ハーベン]運がいい(口語)📌 Da hast du aber Schwein gehabt!
→ それは運が良かったね!
💡 ドイツではブタは幸運のシンボル 🐷 昔の競技で最下位が残念賞にブタをもらったという説も!
⚠ 冠詞なしで使います:Schwein haben(ein Schwein haben ではありません)。
die Katze aus dem Sack lassen
[ディー カッツェ アウス デム ザック ラッセン]秘密を明かす、本心を明かす📌 Erst kurz vor der Wahl ließ der Kandidat die Katze aus dem Sack.
→ 選挙直前になってようやくその候補者は本音を明かしました。
💡 袋の中の猫を外に出す = 秘密をばらす 🐱 英語の let the cat out of the bag と同じ!
ボーナス 似た意味:ein Geheimnis verraten = 秘密を漏らす
die Katze im Sack kaufen
[ディー カッツェ イム ザック カウフェン]中身を確かめずに買う📌 Ich kaufe keine Katze im Sack – ich will das Auto erst sehen.
→ 確かめずには買いませんよ。まず車を見せてください。
💡 ウサギだと思って買った袋の中に猫が!🐈 確かめずに買うとこうなります。
⚠ aus dem Sack lassen(秘密を明かす)と混同しないように!
zwei Fliegen mit einer Klappe schlagen
[ツヴァイ フリーゲン ミット アイナー クラッペ シュラーゲン]一石二鳥である📌 Mit dem Fahrrad zur Arbeit schlage ich zwei Fliegen mit einer Klappe: Sport und Klimaschutz.
→ 自転車で通勤すれば、運動と気候保護の一石二鳥だ。
💡 ハエたたき(Klappe)一発でハエ2匹 🪰 日本語なら一石二鳥!
ボーナス ハエたたきは今は die Fliegenklatsche と言うことが多いです。
aus einer Mücke einen Elefanten machen
[アウス アイナー ミュッケ アイネン エレファンテン マッヘン]針小棒大に言う、大げさに騒ぐ📌 Mach doch aus einer Mücke keinen Elefanten!
→ ささいなことを大げさにするなよ!
💡 蚊(Mücke)を象にしてしまう 🐘 まさに針小棒大!
ボーナス 否定の命令でよく使います:Mach aus einer Mücke keinen Elefanten!
das schwarze Schaf
[ダス シュヴァルツェ シャーフ]厄介者、はみ出し者📌 Er galt lange als das schwarze Schaf der Familie.
→ 彼は長い間、家族の厄介者と見なされていた。
💡 白い羊の群れに黒い羊が1匹 🐑 英語の black sheep と同じイメージ。
ボーナス よく「家族の」と一緒に:das schwarze Schaf der Familie
ein alter Hase sein
[アイン アルター ハーゼ ザイン]ベテランである、古参である📌 In der Kommunalpolitik ist er ein alter Hase.
→ 彼は地方政治のベテランだ。
💡 数えきれない猟師から逃げ延びた年寄りウサギ 🐇 = その道のベテラン!
ボーナス 反対語:der Neuling = 新人
wie Hund und Katze
[ヴィー フント ウント カッツェ]犬猿の仲で📌 Die beiden Nachbarn leben seit Jahren wie Hund und Katze.
→ その2軒の隣人は何年も犬猿の仲だ。
💡 日本は犬と猿、ドイツは犬と猫 🐶 仲が悪いのは同じです!
ボーナス 動詞と一緒に:wie Hund und Katze leben / sich wie Hund und Katze streiten
einen Vogel haben
[アイネン フォーゲル ハーベン](口語)頭がおかしい、ねじが外れている(hat einen Vogel – hatte einen Vogel – hat einen Vogel gehabt)
📌 Der hat doch einen Vogel, für ein Auto so viel Geld auszugeben!
→ 車1台にそんな大金を使うなんて、あいつ頭がおかしいよ!
💡 頭の中に鳥が住んでいる = 頭がおかしい 🐦 Du hast doch einen Vogel!
⚠ かなり失礼な言い方です。運転中に額を指でたたく仕草(den Vogel zeigen)は侮辱として罰金になることも。
da liegt der Hund begraben
[ダー リークト デア フント ベグラーベン]そこが問題の核心だ📌 Pflegekräfte werden schlecht bezahlt – da liegt der Hund begraben.
→ 介護職員の給料が低い――そこが問題の核心だ。
💡 犬が埋まっている場所 = 問題の核心が隠れている所 🐕「そこが問題なんだ!」
ボーナス 似た言葉:der Knackpunkt = 核心となる問題
🇩🇪 今日のドイツ文化ひとさじ
ドイツではブタは幸運のシンボルです。新年にはマジパンでできた小さなブタ(Glücksschwein)を贈る習慣があり、煙突掃除人、四つ葉のクローバー、赤いベニテングタケも代表的な幸運のお守り(Glücksbringer)です。
同じ意味でも、国によって登場する動物が違います。日本語の「犬猿の仲」はドイツ語では犬と猫、「一石二鳥」の石と鳥はドイツ語ではハエたたきとハエ。比べながら覚えると、ぐっと楽しくなります。
それから einen Vogel haben には仕草もあります。人差し指で額をトントンたたくのですが、かなり侮辱的なジェスチャーなので、運転中にやると問題になることも。知っておくだけにして、使わないでくださいね!🐦
✅ クイズで確認
Q. 友だちが道で50ユーロ拾ったそうです。どう反応しますか?
- ① Du hast einen Vogel!
- ② Da hast du aber Schwein gehabt!
- ③ Da liegt der Hund begraben.
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② Da hast du aber Schwein gehabt!
Schwein haben = 運がいい。「本当にラッキーだったね!」という意味です。
今日ひとつでもラッキーなことがあったら、「Ich habe Schwein gehabt!」と言ってみましょう。動物の慣用句ひとつで、ドイツ語が生き生きしてきます!🍀
🔜 明日のテーマ: 🥖 食べ物の慣用句